冬月の幕間閑話63-ペットスキル-
上の子の習い事が終わるのを待ってる間、
下の子とスーパーのガチャガチャコーナー見てたんだ。
あれ?トーラムより安いんじゃry…
どうも、ご存じばーらびの「ペット厳選始めて半月、いい加減にしてくだい」、日曜の冬月でございます。
ガチャガチャ300円とか「高すぎるやろアホか!!」ってなるのに、
トーラム開いたら流れるように雫玉買うの、世界七不思議の1つ。
えるくんから謎のポステロきてたんだけど、
一体なんだと思われてるんだろうか。
どう使うの。
さて、この一週間も例によってミクミクブースト消化しつつ、
もっぱらペットでした!!
いまがチャンスですよペット!もうペットペット!
MPが引けない!!!!!(半ギレ)
MPアップが引けない(_`Д´)_クッソォォォォォ!!
Lv4引けたら厳選マラソンゴールするのに、、、
3しか引けない!!!涙
今回はそんなペットの鬼畜スキル厳選について、これからペット始める方向けにふわっと書こうと思います!
まずはペットを1匹用意!!
武器/タイプ/性格の3ヶ所は、どんなペットにしたいかで必要な組み合わせが変わるので、ここでは無視。
スキルを覚えさせるため、さっそく〖教育する〗へ進もう!
すると、各ステータスを上げる教育メニューを選択するターンになる。
スキル修行Lv1を選び、〖スキルツリーの確認〗をプッシュ!
すると、
こんなんが出てくる!
ペットスキルは全ペット共通となっていて、↑のスキルツリーが全てだ!
1体のペットが習得できるスキルは最大3つなんだけど、
習得するスキルを任意で選択できるのは、最初の1つのみ!
しかもだ!↑のスクショをよく見て欲しい。
選択できるのは外枠を除いた、中央9つのスキルからとなっている!
「じゃあ外枠のスキルはどうやって覚えるの??」
説明しよう!!!(勢い)
まず中央9つのスキルの中から、好きなスキルを1つ選んで習得する。
今回はピンクでかわいく囲ったやつを覚えるぞ!
すると、
こう。しっかり習得済みとなっている。
次に2つ目のスキルを覚えるんだけど、
画像をよくみると、習得したスキルの上下左右のスキル、色が変わってるでしょ。
2つ目以降のスキルは、
1つ目のスキルに隣接するスキルの中から、ランダムで選ばれるのだ!!
ランダム。つまり120%運ゲー。
この運ゲーに勝たなければ欲しいスキルはゲットできないわけだが、
とはいえ四隅を除けばいうて1/4だし、
※四隅だけはランダムを二回くぐり抜けて、3つ目のスキルとして習得させなければいけない。
よくあるリセマラとかに比べたら厳選っていうほど難しくないのでは……
とかっつってこの甘ちゃんどもが!!!!!(八つ当たり)
これを見ろ!よく見ろ!!
スキル名がブラインドアイ、その横に〖Lv1~5〗って書いてある。
プレイヤーと同じようにペットスキルにもLvがあって、最大Lvは10なんだけども、
なんと!スキルを覚える際、Lv1~5からランダムで選ばれて習得する!!!
つまりLv5が引ければ周囲にドヤ顔で自慢できるとともに、ロケットスタートを切れるということだ。
これも完全に運ゲー。運ゲーを二度突破しなければならない。
そしてもう一つ、できればLv5、少なくともLv4をどうしても引きたい理由がある。
ペットのスキルは、モンスターを討伐した数でLvが上がる仕組みになっている。
※ペットの性格やスキルの種類によって違う部分もあるので注意!
このスキルLvアップに必要な討伐数というのが、Lvが上がるごとに倍々になっていくシステムで、ここがペット育成最大のネック。
育成スタート時のスキルLvがいくつだろうと、必要討伐数の上がり幅は変わらず倍々なのだ!!
……すごくわかりづらいので例を書いてみた。どうぞ。
〈ペットスキルの上がり方例〉
Lv1スタ-ト→ 討伐数10体Lv2 → 20体Lv3 → 40体Lv4 → 80体Lv5 → 160体Lv6 → 320体Lv7 → 640体Lv8 → 1280体Lv9 → 1560体Lv10ゴ-ル
総数4100体
Lv5スタ-ト→討伐数10体Lv6 → 20体Lv7 → 40体Lv8 → 80体Lv9 → 160体Lv10ゴ-ル
総数310体
お分かり頂けただろうか。
Lv1とLv5とでは最終的に必要な総討伐数が、文字通り桁違いなのである。
↑の例は適当に書いたもので、実際に必要な討伐数は遥かに多く、
具体的に所要時間としては、Lv5~Lv10到達に約3時間弱。
対してLv1~Lv10到達に必要な時間は、集中して取り組んだとしても約50時間かかる。
むり。
こういうことなのでLv1とか2を引いた場合、
ついさっきまでの喜びは床に叩きつけ、これから可愛がるどころか即刻おさらばしなければならない。
画像のMPアップ厳選を始めて早半月。
そろそろお願いします。涙
4でいいんで。まじで。
次のアプデでクリイベ新章くるぽいし、それまでにMPアップ引いてひと段落したい……
頼む…
今コラボイベでゲットできるライブポトゥムのおかげで、ペット育成を始めやすいこともあり、
巷ではペットレベリングのパテ募集もたくさんあるみたいで、ペット触ったことないって方も軽い感じでやってみてはどうでしょう!
そんなスキル厳選しなくても連れ回しながらゆっくりレベリングもいいし、
そうじゃなくても好きな見た目ペットとか、染色で楽しんだりも良いし!
ばーらびでも今現在ペット育成しまくってるメンバーも多いので、お誘い頂けたらめっちゃゆきます!!
各地を回ってお気に入りのペット探すもよし!まずは1体育ててみましょう\(*°∀°*)/
ということで!今回は初心者さん向けに、ふわっとペットスキル紹介でした!!
これでトーラムおしまい!また来週\\\\ꐕ ꐕ ꐕ////
ここから世界の人物紹介(☝ ˘ω˘)☝ふぅー!!
4人目は女性!一応男性と女性を交互にしようと思っている!
今回はこちらぁ!!
ふつくしい。。。
写真のご婦人、名をタルラー·バンクヘッド。
20世紀半ばまでとにかく世間を騒がせたハリウッド女優であり、
自他共に認める伝説の悪女である。
1902年アメリカはアラバマ州、爺ちゃんが上院議員、父ちゃん下院議長っていう、
裕福どころか国をどうにかできそうな家に生まれた彼女だが、
生まれてすぐに母親が病死、父親はショックで仕事に没頭し、家に帰らなくなる。
そのため親戚の家に預けられるも歓迎されず、半ば教育を放棄された状態で幼少期を過ごす。
唯一、彼女の母親代わりとなっていた雇われメイドの黒人女性が心の拠り所だったそうだ。
この黒人女性は我が子のようにタルラーへ愛情を注いだが、
それでも寂しさの消えないタルラーは、小学生の頃から手当たり次第に男の子を誘いまくり、
いわゆる逆ハーレム状態をつくりあげていた。
ええぇ…
家名に傷がつくのを恐れた父親は、タルラーを全寮制の女子校に転入させるんだけど、
今度は女の子に手を出しまくり、女の子だらけの百合ハーレムをつくりあげていた。
ええぇえぇえ…
この時まだ齢14歳の少女だったタルラーは、とにかく愛情に飢えていた。
当然というかなんというか、そんな素行なので学校から退学を通告されることもしばしば、かなり短いスパンで何度も転校を余儀なくされる。
そんなタルラーにも、幼少期より心に決めていた確固たる夢がある。
女優になること。
動機はいたってシンプル。『たくさんの人に愛されたい』。ただその一心で志した職業だった。
行動しなければ何も変わらない世の理を15歳にして心得ていた彼女は、
雑誌の美人コンテストに自ら応募し、見事入賞。これを機に憧れの芸能界へ足を踏み入れる。
芸能界というと、どうだろう。業界に関わりのない者でも一筋縄に食っていけるイメージは湧かないんじゃないか。
やはり当時もそう甘い世界なはずはなく、どんなにオーディションを受けても愛想よく振舞ってみても、タルラーがもらえるのはセリフのない端役やエキストラの仕事ばかり。
『たくさんの人に愛されたい』という夢の実現にはほど遠いものだった。
そこで、彼女は考え方を改める。
結果を変えるには自分を変える過程が絶対だと、彼女は感覚でわかっていた。
日本では嫋やか(たおやか)な女性を形容する言葉として『立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花』なんて表現があるけれど、
まさにしおらしく、愛想よく、女性らしく、華やかに、ひいては女優らしく振舞うことを徹底していたタルラーはある日、
その全てをやめた。
「好かれようとするのではなく、みんなが私を好きになればいい。」
これを大真面目に言い放てる人間がどれほどいるだろうか。
見方を変えなくとも、あるいはひょっとしなくても、どう考えてもただの我が儘である。
しかし、
自分の価値を知り、性質を理解し、飾ることをやめた悪女がどれほど眩しく映るか。
読後に少しでも伝わっていればいいなと思う。
さて、自分の思うように生きようと決めたタルラーは、自分を評価しない祖国アメリカに見切りをつけ、
21歳でイギリスの首都ロンドンへ舞台を移す。
そこで受けることになったとある舞台のオーディション。
控室では同じくオーディションを受けに来た女優の卵たちが必死に台本を読み込んでいる。
どこを振り向いても緊張感が漂っているピリピリした空気の中、
酒飲みながら煙草吸ってる女が一人……
………お察しの通り、タルラーバンクヘッドである。
飾ることをやめた彼女は会場に酒と煙草を持ち込み、
周りが緊張で震えている中、「控室に灰皿がない」と文句をつけ、
台本を1ミリも覚えることなく、ベロンベロンの状態でオーディションに参加した。
なぜ追い出されないのか不思議なレベルの振る舞いだったが結果、
主役の座を手にしたのはタルラーだった。(?!?!)
この舞台のタイトルは〖ザ・ダンサーズ〗。主役となる悪女の踊り子が、妖艶なダンスで男を魅了するセンシティブな物語。
タルラーの憮然とした態度が主役の悪女にぴったりだと、座長さんがまさかのゴーサインを出したらしい。
とにかく初めて主役の座を手にしたタルラー、役になりきって精一杯演じるのかと思いきや全くお門違いで、
普段通りの自分をそのまま見せることで、役の方がハマってくれるっていう天性の悪女っぷりを発揮。
その結果、この舞台は連日超満員の大ヒット。
若年層を中心に出待ちが後を絶たず、それどころか各界の著名人も足繁く劇場に通う事態に。
どの人物も一度は名前を聞いた事あるような大物ばかりなんだけど、中でも熱狂的なファンとして名を馳せたのがこの人。
「なんだこのエロそうなおっさん」と思ったおまえらそこに直れ!!
英国第63代首相ウィンストン・チャーチルである!
第二次世界大戦において英国を勝利に導いたり、かのヒトラーとバッチバチの因縁あったりと、英国の首相といえば真っ先に名前が上がるほどの英傑であるが、
この人、タルラーにゾッコンだった。
信者も文句の付けようがないほどタルラーに惚れ込んでおり、公務の隙間を縫って連日劇場へホイホイやってくる。
だけでなく、ついには自宅に招待までしている。
ええんか()
これによって彼女の名は一気に世間へ広まることとなり、次に主役として出演した〖エイミー〗という舞台も文句なしの大ヒット。
単身ロンドンへ渡ってたった2年でメディアにおける最高賞、ピューリッツァー賞を受賞する。
紛れもなく、彼女は時の人となった。
そんな飛ぶ鳥を落とす勢いのタルラーに、とある一報が入る。
「ハリウッドで活動しないか?」
かつて夢にまでみた祖国アメリカの大舞台。
快諾する彼女を想像できないのでどう返答したのかわからんけど、ともかくタルラーは祖国に帰り、ハリウッドを主戦場にすることとなる。
現地の映画会社と契約した彼女のもとには、さっそく山のようにオファーが舞い込んでくる。
しかも、どれもこれもヒロイン役や凛々しい女主人公といった、スポットライトの当たる役どころばかり。
数多の女優達からすれば、喉から手が出るほど欲しい役柄が目の前にズラっと並べられたタルラーは、
その全てを断った。
理由はこうだ。「やりたくない」。
なんだやりたくないならしょうがないε-(´∀`; )……ってなるかッ!!
だが彼女の「やりたくない」には明確な理由があった。
ありのままの自分を見せることを信条としていた彼女は、『演じなければいけない役』に全くもって興味がなかった。
タルラーは、演じたくなかったのだ。
その為もてはやされるような役は決して受けず、
やるのは敵の女ボス、あるいは娼婦、妖艶な噛ませ役。どれだけギャラが安かろうがとにかく徹底した悪女役ばかりだった。
それでも彼女が悪女役として出演した映画はどれも必ずといっていいほど大ヒットを飛ばし、
主演を蹴り続けたにも関わらず、それどころか「悪女役といえばタルラー」と誰もが思い浮かべるほどの知名度を手にしたのだった。
とはいえ彼女を有名たらしめたのは出演作のみによるものではない。
めちゃくちゃなプライベートである…
四六時中タバコをくわえ、水の代わりにバーボンを流し込み、さらには麻薬を吸っていることを公然と暴露する。
女優あるまじき振る舞いにくわえ、麻薬に至ってはレッドカードである。
彼女が言うには「麻薬に中毒性はない。数十年吸ってる私が言うのよ?ハハッ」だそうだ。
それ中毒ry…
また、多くのハリウッドスターと寝てはそれを翌日マスコミ暴露するっていう、
ともすれば歩く核弾道のような存在と化していた。
しかし当のタルラーは「自分の名前のスペルが間違ってなければいい」と言い放ち、どんな報道がされても全く意に介さなかった。
とにかくやることなすこと突拍子もなく、ふらっと大衆バーに寄っては名前も職業も知らんおっさんと仲良くなったり、
カチンときたら泣く子も黙る先輩女優にも全力のビンタをお見舞い。
こわい。
自分のファンが「仕事がない」というと、仕事先を探して斡旋し、
動物愛護団体の存在を知ると突然数千万を寄付し、
身寄りのない孤児がいると聞けば自費で孤児院をつくり、全員の学費を払い、一人一人の里親を探した。
めっちゃ良い人やん。。。
傍からみれば善意以外の何物でもないが、
当の本人は「その時やりたいことをやりたいようにやってるだけ」だそうだ。
彼女が主催するパーティーには、超有名俳優から大物政治家、そして現場作業員やフリーター、果ては無職の若者まで、
社会的地位など関係なく、彼女が気に入ればどんな人物でも参加させた。
※後述するが、これは当時の人権意識では到底考えられない振る舞いである。
そんな自由奔放が絵から飛びだしてきたようなタルラーの振る舞いが、
ついには時代の潮流を変えることとなる。
何かとお騒がせな彼女の話題を聞いた当時のアメリカ大統領トルーマンが、
自身の話題作りという打算込みで、タルラーをホワイトハウスへ招待したのだ。
彼女はこれに「母親同伴で良ければ」という条件をつける。
んん??
母親はタルラーを産んですぐ亡くなったのでは?
その通り。彼女の母親はすでにこの世にはいない。
ならば母親とはいったい??
その解答となる写真が現存していた。これだ。
すごく粗くて申し訳ないが、この1枚はとても大きな意味のある写真なのだ。
タルラーがホワイトハウスに招待された当日、
彼女が連れてきた母親をみた者達は、大統領を含め驚愕した。
写真の右に写っているのがタルラー本人。左に写っているのが例の母親。その名をローズ・レリィ。
タルラーの母親代わりだった雇われメイドの黒人女性である。
タルラーにとって、ローズこそが唯一寄り添ってくれた肉親だった。
泣かせる話である。
ならばなぜ、ホワイトハウスの人々は驚きの色を示したのか。
当時のアメリカはまだまだ人種差別が激しい時代。
元を辿ればアメリカ建国時、そもそも黒人の多くは奴隷として連れてこられた側面があり、
当時の黒人に対する白人の認識においては、過激なところでは同じ人とすら思っていなかった、なんて話さえある。
それだけが原因というわけではないが、差別自体が現在まで根強く残っていることは、昨今のニュースからも見て取れるだろう。
現代でさえそうなのだ。当時の黒人がどんな扱いを受けていたか、想像するのは容易い。
そういう混濁とした時代に、まさしく時代を象る権威の象徴ホワイトハウスによりによって黒人女性が立ち入る。
大事件である。
そういった背景を踏まえ、その衝撃に佇む面々だったが、
タルラーは涼しい顔でこう言い放った。
「私は大切な母親を連れてきただけよ」
これはアメリカ史上初めて黒人がホワイトハウスへ足を踏み入れた瞬間であり、
これを機に、時流は人権意識を尊重する方向へと舵をとることになる。
どこまでも自由で我が儘で、数多のスキャンダルで世間を飽きさせなかったタルラーは、
晩年までその仕事が途絶えることなく、メディ界に君臨し続けた。
どれだけ問題を起こそうとも干されなかった彼女は、言うなれば天性の人たらしだろう。
人間力とでも言おうか。善意があるかどうかはわからないが、少なくともタルラーから悪意は感じられない。
どんな時代でも、確固たる信念に基づいた我が儘はとても魅力的に映る。
偏見なく、分け隔てなく、本当にやりたいように生きた彼女は、多くのファンにとって『悪役』であって『悪者』ではなかった。
当の本人は演じてるつもりなど一切ないのに、悪女を貫いた結果が希代の悪役とはなんとも面白い話だ。
自身の価値を信じ、世論など一瞥すらせず、ただひたすらありのままに生きたタルラーは、
幼き日に渇望した夢を。生涯をかけ数多の寵愛をその身に受けることで達成せしめた。
そんな彼女は老年になっても酒と煙草と男をこよなく愛し、
1968年、66歳となったタルラーバンク・ヘッドは、最後にこう言い残しこの世を去った。
「バーボンを、頂戴」
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